SBI証券「クレカ積立」10万円迄に、そして「三井住友カード」Vポイント付与率改定。

SBI証券での「クレカ積立」も月10万円迄可能に

出典:SBI証券サイトより

SBI証券での「クレカ積立」による投資信託積立設定金額が、5月1日買付分から月10万円迄にUPすると発表されました。首を長くして待っていたユーザーの方々からは、喜びの声と共にどよめきもありました。少々驚きの改定内容でもあったからです。

上記の最大5%付与率は、2024年10月1日買付分(9月10日積立設定分)迄で終了。その後は、新たに設けられた条件をクリアした方のみにポイントが付与され、その条件によっても付与率が変わるそうです。

その条件とは、三井住友カードのショッピング利用額。これは今迄にはなかった条件です。

改定後のVポイント付与率は、利用額によって異なる

三井住友カードを利用すると、「Vポイント」が付与されます。それは「クレカ積立」でも同様で、改定前はクレジットカードの種類により一定の付与率でポイント還元されていました。

例えば、当方がSBI証券「クレカ積立」で利用中の「三井住友カードゴールド(NL)」、このカードだと付与率1%でした。それが改定後は、「最大1%」となります。※ただし、入会一年目の方は利用条件無しで1%とのこと。

前年度の年間利用額が10万円未満の場合は、なんと付与率「0%」。10万円以上で「0.75%」、100万円以上の利用でようやく(笑)「1%」になるとのこと。

当方もそうでしたが、ほぼ「クレカ積立」専用に使っていたような方が多かったのでしょうか?「これからは、ショッピングにもしっかり使った人にはポイント付与するね」と言われているかのようです。

しかし、「三井住友カードゴールド(NL)」年会費無料にむけての「100万円修行」をようやく終えた身にとって、毎年それが続くかのような感じはちょっとな、というのが庶民の正直な感想。(最初から10万円積立予定ではなかった方にとっても、「え?」っという感じでは。当方もですが。笑) 

ちなみに、付与率5%で注目されていた「プラチナリファード」は、利用額500万円以上で最大3%になるとのこと。※この場合は、「条件達成により+2%」=5%となるそうです。つまり、ショッピング利用額が500万円以上あり、月10万円積立の方にとっては利点ありでしょうか。

また、改正後も新規発行カードでの積立の場合は初年度は既存の還元率ということからも、新たに発行しておくというのも裏技的ではありそうですね。

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投資信託残高に応じたポイント付与は継続か?

毎月の投資信託平均残高に対してポイントが付与される「投信マイレージ」は継続される模様ですが、これっていつ付与されているのかな?確認しておこうと思います。

SBI証券での「クレカ積立」可能なクレジットカード

SBI証券にて「クレカ積立」を行えるクレジットカードは、他にもあります。例えば、SBIグループになった「SBI新生銀行」の「アプラスカード」だと、一般カードは年会費無料で付与率0.5%、ゴールドカードは年会費5500円掛かりますが、付与率1%です。

「三井住友カード」ですと、最大0.5%付与率のクレジットカードでも「前年利用額10万円未満は0%」なので、「クレカ積立」専用のように使いつつポイント付与を得たい場合や、貯めたいポイントや目的が変わったら、他社クレジットカードに変更するのも有りかとは思っています。

思い切ってメインで使う証券口座自体変更する、というのも選択肢のひとつですし、割り切って「ポイント付与」の有無を気にしないで積み立てたり、「クレカ積立」自体やめる等も考えられます。(と、いいつつ、当方は「前年利用額10万円以上」でしばらくは細々継続予定ですが。)

前年度の利用額の集計はいつまでか要チェック

ところで、改定後の「前年の利用額」について、要確認です。以下、三井住友カードより

カードご利用の集計期間は本会員のカードご入会月の当月1日(カード入会初年度はカード加入日)から、カードご入会月の11ヵ月後の末日までとなります。

また、「ご利用金額の集計対象」にならないものがあるので、要注意です。

下記ご利用はご利用金額の集計対象となりません。
・年会費(ETCカード、PiTaPaカード)、キャッシングリボ、海外ATMでの現金引き出し、その他ローンの返済金、リボ払い・分割払い手数料、交通系およびその他電子マネーへのチャージ(Edy、WAON、nanaco、モバイルSuica(モバイルSuica、Apple PayのSuicaによる、定期券購入・特急券購入・Suicaグリーン券購入を含む)、モバイルPASMO、モバイルICOCA(モバイルICOCAによる定期券購入を含む)など)、ANA Payへのチャージご利用分、弊社発行プリペイドカードへのチャージ、スマートフォンアプリ「Vポイント」へのチャージ、三井住友カードつみたて投資(SBI証券)、国民年金保険料、提携会社からの収納事務を委託された一部の保険料

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