【 保険の見直し】「この保険、解約してもいいですか?」を読んで、我が家の方針。

現在加入している保険の見直し中

現在、我が家で加入している保険について見直し中です。

最近、実家で加入している火災保険について問い合わせする機会があり、補償内容は再確認しておいたほうがいいなと改めて感じたことからも、医療保険についても見直し中です。

実は数年前に一度見直し「改革」をしていたのですが、保険も改定が行われることがしばしばあることからも、時折見直す方が良いですね。

と、いうことで、今回は家計関連の保険見直しについての記事です。(Amazonリンクあり)

「この保険、解約してもいいですか?」読了

医療保険を見直すにあたり、早速参考になりそうな本を読みました。

まず、「この保険、解約してもいいですか?」。を読了。

もう一二度はじっくり読み返したいと思っていますが、ひとまず現状での我が家の保険に関する方針についてのメモ。

著者は元々保険代理店業をされていたご経験からも内部事情をよくご存じのようで、「生命保険は「入るほど損」?!<新版>」や、「「保険のプロ」が生命保険に入らないもっともな理由」、「保険会社が知られたくない生保の話」といった、いずれも刺激強めな(?)タイトルの著書がずらりと並んでおりますが、その中でもまずは最新刊を読んでみました。

多くの場合、加入保険の見直しにより家計改善?

詳細はご自身でお読みいただきたいのですが、「この保険、解約してもいいですか?」に書かれている内容をかなりざっくりとまとめますと、

本来不要かもしれない保険によく解らないまま加入していない? それってよく考えてみたことある?計算してみた? 保険料の内訳は知っている? その保険料を投資に回した方が良くない?? といった感じのことでした。

また、社会健康保険・国民健康保険制度があるのだから、その内容きちんと把握した方がいいよ? それで充分かもよ? といった感じのことも書かれていました。

まず、なるほどな~と思ったのは民間保険料に含まれる保険会社等への手数料の割合について、詳細説明を受けたことって無かったですね。

今の時代のように株式投資を始めとしたマネーリテラシーが一般的に浸透してくると、金利や手数料についても敏感になりますので、そこで「実は、保険料の〇〇%が・・・」なんて言われたら即解約する方が増えそうです。

また、FP(ファイナンシャル・プランナー)の方等がよくおっしゃっている「家計のバランス」を見ながら、月々の保険料はいくらくらいが妥当か?や、補償はどれくらいの金額があると良いか?といったことが提案されていることの方が多いですよね。

「そもそも不要論」(※条件つき)は、とても斬新に感じますし、目から鱗でもありました。 

※「条件つき」というのは、貯蓄が少ないのでいざというときに備えたいといった場合等。

今ほど株式投資がしやすい制度や環境ではなかったといはいえ、「その保険料として支払っているお金を国債や投資信託で運用したほうが良いかもよ?」という提案は、ほぼ皆無でした。そのあたりも新鮮でした。

時代や社会制度は常に変化しつづけている中で

さて、「この保険、解約していいですか?」読了後、自分なりに感じたことをまとめますと。

・世帯主が会社員であるうちは、会社で加入している健康保険制度で対応可能な範囲と民間保険の補償内容の重複がないか?を見直す。

・また、健康保険制度では不足しそうだと想定できることがあれば、対応策を検討する。

・民間保険は必要最低限とし、「保険<投資・貯蓄(資産)」でゆとりを持てるようにする。

・年金制度による自分たちの年金受給額とともにライフスタイルをプランニングする。

・流動性が高い資産による備えを自分たちで出来たら最強? そして健康第一。

いわゆる資産家や富裕層の方々は、保険の使い方や意味も変わってくるんだろうな~と思いつつ、(金融資産があれば保険の補償をあてにせずに済むというのも御尤もなのですが、お金持ちはお金持ちなりに様々な理由から保険は掛けるとは思いますので、かえって富裕層の保険の使い方を知りたい。笑)

一方、たとえば何かあっても頼れる実家があるとか、家族・親類などで助け合っていけるとか、自給自足でやっていけるとか、ローコスト・ライフ等であれば、その場合もまた保険に対する見方も変わってくるんじゃないかなと。

そして、保険商品というのは金融商品でもあるがゆえに、だからこそ「これらを踏まえて、自分でしっかり考えようね!」と諭されているような気がしました。

基本中の基本である「加入していること」の意義(社会健康保険・国民健康保険・国民年金および民間保険も、まずは加入していないと受給できませんので)は忘れずに。

尚且つ、健康保険の個人負担率が増えたり「高額医療療養費制度」も見直されたりしていることからも、公的保険があっても個人負担率が増えている傾向であることには注意が必要。

これらを踏まえ自分たちなりに資産形成・人生設計をしっかりしていきたいなと思いました。

最後に、著者お薦めの書籍リストの中に、「山崎元のほったらかし投資 世界一やさしい資産運用術 」や「お金は寝かして増やしなさい」、NISA・iDeCo、経済に関する書籍もありました。これらも参考にしたいと思います。

◎ A Lttle Knowledge  All Rights Reserved.